大阪6月限 日経225先物 33520 -1120 (-3.23%) TOPIX先物 2458.0 -84.5 (-3.32%) 日経225先物(6月限)は前日比1120円安の3万3520円で取引を終了。寄り付きは3万3380円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3400円)にサヤ寄せする形から売り先行で始まった。寄り付き直後につけた3万3400円を高値にショートが強まり、前場中盤にかけて3万2660円まで下げ幅を広げる場面もみられた。ただし、売り一巡後は下げ幅を縮め、現物市場の後場寄り付き時には3万3400円を回復。後場中盤に3万3090円まで下げたが、終盤にかけて下げ幅を縮め、引け間際には3万3710円まで持ち直す場面もみられた。 日経225先物は一時3万2660円まで売られたが、ナイトセッションでつけた安値の3万2470円までは下げなかったこともあり、前場終盤にかけてショートカバーを誘う形になったようだ。ボリンジャーバンドの-1σ(3万3960円)は捉えることはできなかったが、3万3000円辺りでの底堅さは意識されていたことで、引けにかけてはショートカバーも入ったようだ。 週足では引け間際に-2σ(3万3630円)を上回る場面もあった。来週には同バンドは3万2560円辺りまで下がってくるため、バンドに沿った調整を警戒しつつも、-2σと-1σ(3万4730円)によるレンジ推移が意識されてくる可能性はある。 もっとも、トランプ大統領の発言に大きく振られる状況は変わらないとみられ、積極的にポジションを積み上げる動きは取りにくい。今後の協議進展への期待からショートは仕掛けにくくなると考えられるが、リバウンド狙いもスキャルピングが中心になろう。 なお、トランプ大統領は日米安保条約に再び不満を示しており、関税を巡る協議では防衛費の増額を迫られることになりそうだ。また、グローベックスのNYダウ先物は200ドル、ナスダック100先物は100ポイント安程度で推移している。 NT倍率は先物中心限月で13.63倍に上昇した。一時13.55倍まで低下して25日移動平均線(13.57倍)を下回る場面もみられた。その後は下ヒゲを残す形で同線を上回っての推移となった。引き続き、1月23日の高値14.54倍から4月1日の安値13.32倍までの下げに対するリバランスを想定し、NTロングに振れやすいとみておきたい。 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万5321枚、ソシエテジェネラル証券が1万9641枚、バークレイズ証券が7545枚、サスケハナ・ホンコンが4290枚、ゴールドマン証券が4027枚、JPモルガン証券が3965枚、モルガンMUFG証券が3372枚、SBI証券が3013枚、野村証券が2649枚、みずほ証券が2035枚だった。 TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が4万7681枚、ソシエテジェネラル証券が3万7169枚、バークレイズ証券が1万0175枚、モルガンMUFG証券が7183枚、ゴールドマン証券が6180枚、JPモルガン証券が6155枚、UBS証券が2957枚、SMBC日興證券が2812枚、サスケハナ・ホンコンが2658枚、BNPパリバ証券が2294枚だった。 株探ニュース
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