大豆週間展望=シカゴ大豆は1034.75セントが抵抗線になり上値重い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
              [4月14日からの1週間の展望]
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         週間高低(カッコ内は日付)            4月7日 〜4月11日
<東京一般>     始 値    高 値   安 値    終 値    前週末比
   先限         64,000    64,000     64,000    64,000     0
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<シカゴ>11日終値  前週末比 |<主要統計データ> (4月3日まで)
    25/5 1,042.75  +65.75    |輸出検証高:80万1,270トン
    25/7 1,053.00  +60.00   |輸出成約高:17万2,400トン
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 144.06円  前週末比 1.98円の円高
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【前週のレビュー】シカゴ大豆は中国向けの輸出減少不安が強いことが上値抑制要因に
なっているため1020セントを上値抵抗線にしての頭重い動きが続きそう。
【中国による米国産大豆の輸入量が縮小に向かう】
 シカゴ大豆5月限は4月4日にかけて大きく値を崩し、一時970セント台まで値を
落とした後、反発に転じ1020セント台を回復している。しかし、米国が中国が関税
引き上げの応酬を繰り広げており、今後、中国による米国産大豆の輸入量が縮小に向か
う可能性が高い。
 輸出用需要の見通し不透明感が今春の米大豆作付面積縮小を促すとの見方も浮上して
いるものの、需要の低迷が見込まれることが上値抑制要因となるとみる。シカゴ大豆5
月限は急落前の4月1日の高値1034.75セントを抵抗線にしての頭重い足取りに
シフトすることになりそうだ。
 【東京大豆は新規売買は見込めず】
 東京大豆は、先限の総取組高ゼロ状態を継続。今後も新規売買は見込めず。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
14日 中国貿易収支 2025年3月(税関総署)
    米週間穀物輸出検証高(USDA)
    米国産コーン・大豆作付け進度報告(USDA)
15日 英雇用統計 2025年3月(国立統計局)
    ユーロ圏鉱工業生産 2025年2月(EUROSTAT)
    独景況感指数 2025年4月(ZEW)
    米輸出入物価指数 2025年3月(労働省)
    米製造業景況指数 2025年4月(ニューヨーク連銀)
16日 機械受注 2025年2月(内閣府)
    中国住宅価格指数 2025年3月(国家統計局)
    中国国内総生産 2025年1-3月期(国家統計局)
    中国小売売上高 2025年3月(国家統計局)
    中国鉱工業生産 2025年3月(国家統計局)
    英消費者物価指数 2025年3月(国立統計局)
    ユーロ圏消費者物価指数 2025年3月確報(EUROSTAT)
    米小売売上高 2025年3月(商務省)
    米鉱工業生産・設備稼働率 2025年3月(FRB)
    米企業在庫 2025年2月(商務省)
    対米証券投資 2025年2月(財務省)
    政策金利発表(カナダ銀行)
17日 貿易収支 2025年3月速報(財務省)
    理事会結果公表(ECB)
    米住宅着工・許可件数 2025年3月(商務省)
    米新規失業保険申請件数(労働省)
    米製造業景況指数 2025年4月(フィラデルフィア連銀)
    米週間穀物輸出成約高(USDA)
18日 ●豪州、香港、欧米、南ア(聖金曜日)
    消費者物価指数 2025年3月(総務省)
    建玉明細報告(CFTC)

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