穀物相場は、通商リスクを無視するような値動きを見せている。米中対立から最も大 きなダメージを受けるとみられる大豆相場でさえも、上昇している。第一に、為替がド ル安に振れている影響があろう。ドル建てコモディティ相場全体に値上がり圧力が発生 しやすくなっている。第二に、トウモロコシ需給の引き締まりがあろう。10日の米農 務省(USDA)需給報告でも、トウモロコシの米期末在庫見通しは引き下げられてい る。トウモロコシ相場の上昇が、穀物相場全体を押し上げた可能性がある。第三に、単 純に株価急落が一服しつつあることで、投資家のリスク強度回復によるリバウンドの可 能性があろう。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。