−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/05 483.25 486.50 481.50 482.25 - 2.00 2025/07 490.75 494.00 489.00 490.25 - 1.50 2025/09 457.25 460.75 457.25 458.50 - 0.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 305,406 527,224 1,706,401 (- 17,594) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(4月10日までの週) コーン:157万1900トン(事前予想レンジ:90万〜170万トン) 小 麦: 35万0400トン(事前予想レンジ:20万〜 60万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(4月23日−4月27日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る、雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る、雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは揃って反落。終値の前営業日比は3.00〜0.50セント安。中心限月の 5月限は2.00セント安の482.25セント。 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高は150万トンを超える強気な内容だ ったうえ、米産地での降雨予測を受け作付遅延に対する警戒感が強まったが、イースタ ーの休場を控えるなかで玉整理の動きが膨らみ、売り優勢で運ばれた。 5月限は483.25セントで取引を開始した後は483〜484.75セントの レンジ内での高下が続いた。シカゴの時間帯を迎えると強気な週間純輸出成約高を受け て486.50セントの高値に達する場面も見られ、しばらく480セント台後半で もちあう動きも見られたが終盤に崩れて481.50セントの安値まで軟化。安値圏で 低迷したまま引けを迎えた。 米農務省(USDA)が発表した4月10日までのコーン週間純輸出成約高は157 万1900トンで前週の102万1800トンを上回った。 今年度の累計純輸出成約高は5658万1200トンで、前年同期の4467万 7800トンをおよそ27%上回っている。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは北部で勢力の強い寒冷前線が到来しており、暖かな地域と低温の地 域とに分かれている。気温が上昇しているのはミシシッピーバレー中流で17日の最高 気温はミズーリ州の多くとアイオワ州西部、そしてネブラスカ州東部で26℃に達し ている。一方、その他の地域では中西部低地を中心に土壌水分が過剰な状態が続いてい る。 ロッキー山脈中部で発生した低気圧は18日朝方には五大湖周辺地域に達し、週末に はカナダ東部に向かう見込み。ただ、今後数日は寒冷前線の影響で不安定な天気が続く 見込み。プレーンズ南東部から中西部南部での今後5日間の雨量は50〜100ミリに 達するだろう。米中西部南部の土壌水分はすでに過剰な状態にあるが、今回の雨で農作 業はさらに遅れる見通し。 6〜10日間予報に関しては4月22〜26日にかけて全国的に気温および雨量は 平年並〜平年を上回るだろう。 シカゴ小麦は軒並み小幅続伸。米産地で降雨や湿雪が発生したものの、これまで少雨 傾向が続くなか乾燥を受けた作柄悪化に対する警戒感が強まり買い優勢で運ばれた。大 豆・コーンの軟調な足取りが上値抑制要因になったが、コーン、大豆、小麦の3銘柄の なかでは唯一、プラスサイドで終了した。 期近の主要限月5月限は前日比1.00セント高の548.75セント。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではカンザス州東部を中心に雷雨が発生。一方、プレーンズ北部では気温 が低下しており、降雨や湿雪となった。モンタナ州南部の17日の最高気温は4℃以下 にとどまっている。プレーンズ南東部では対照的に気温が上昇しており、カンザス州北 部の17日の最高気温は35℃が見込まれている。 また、南部では気温は次第に低下しており、ケンタッキー州、テネシー州、ヴァージ ニア州及びカロライナ州以外では最高気温は26℃前後が見込まれる。多くの地域では 作付ペースは平年並または平年を上回っているが、冠水に見舞われている南央部では、 農作業が引き続き停滞している。 今日の材料 ・コーンベルトでは寒冷前線の影響で一部では低温もミズーリ州の多くとアイオワ州 西部、そしてネブラスカ州東部で26℃に達する。 ・プレーンズ南東部から中西部南部での今後5日間の雨量は50〜100ミリに 達する見込み。 ・米プレーンズ北部では気温が低下しており、降雨や湿雪が発生。 ・USDA発表の4月10日までのコーン週間純輸出成約高は157万1900トン で前週の102万1800トンを上回る。 MINKABU PRESS
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