ゴム午前=堅調、薄商いの中で上海高を好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、堅調。寄り付きでは、上海夜間高を映し、地合いを引き締める限
月が目立った。中盤に入ると、薄商いの中、買い優勢で推移している。TSR20は、
出来ず。

 午前11時38分現在のRSS3号は前営業日比0.6〜4.4円高。活発限月の9
月限は同2.6円高の293.5円、期先26年3月限は出来ず、推定出来高は77枚
(前日夜間取引含む)。

【為替相場に注意】
 今日の東京外為市場では、円高が進んでいる。ドル・円は1ドル=140.63円前
後まで一時下落し、昨年9月以来のドル安・円高水準に振れた。節目の140円が意識
される水準まで下落している。140円割れとなれば、昨年9月16日の安値139.
58円を試しそうだ。円高はJPXゴムRSS3号にとって弱材料となる。
 ただ、今日の下落より、21日線とのかい離率は、約マイナス4%に拡大している。
同かい離率がマイナス2%を超えると、調整高が起きることが多い。自律反発には注意
したい。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いが先行する展開
となっており、1.3〜2.4セント高となっている。
 上海ゴムは軒並み上昇。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限は、前
営業日比105元高の1万4730元で推移している。

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