ゴム市況＝総じて反発、株高や上海高を好感

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　    ＲＳＳ３　　　   　           　     ＴＳＲ２０
   　 2025/04　　     2025/09　     2026/03       　2025/05       2026/04
　297.1 + 5.2　納会  288.9  + 4.6  288.0   0.0     230.0   0.0   232.0   0.0
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 　　　上海ゴム　9月限  　14,685　 　 +  　70（午後3時45分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は総じて反発。寄り付きでは、上海夜間は小幅安となったものの、株
高や円安を好感し、地合いを引き締めた。中盤に入ると、日経平均株価、ドル・円とも
に上げ幅を削る展開となったことから、売りがやや優勢となった。ただ、終盤に入る
と、日経平均株価がしっかりと推移したことや上海ゴムが地合いを引き締めたことを好
感し、買いが先行する限月が目立った。ＴＳＲ２０は、出来ず。
 なお、ＪＰＸゴムＲＳＳ３号２０２５年４月限は、前日比５．２円高の２９７．１円
で納会となった。

　納会限月を除く大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比３．５円安〜４．６円高、活発限
月の９月限は同４．６円高の２８９．９円、期先２６年３月限は同変わらずの２８８．
０円、総出来高は４９９枚、ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。

【９月限はレンジ相場継続】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、株高や上海高を好感し、総じて反発となった。活発
限月の９月限は、夜間取引では９日に付けた一代の安値２８１．０円に顔合わせとなっ
たが、日中取引では、地合いを引き締めた。

　９月限は、８日以降、２８１〜３０５円前後でのレンジ相場が続いている。１６日以
降は。上値が２９５円前後で抑えられており、２８５〜２９５円前後にレンジが縮小し
てきている。
　今後の方向性だが、米中関係次第となるが、今朝方、ベッセント財務長官が「関税を
巡る中国との対立は長くは続かず、緩和していく見通しだ」と述べたにもかかわらず、
上海ゴム等の上げ幅が限られており、目先、レンジから下放れする可能性がありそう
だ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
  シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号が７月限のみ約定し、０．４セント高。ＴＳ
Ｒ２０は期近高・期先安となり、２．８セント安〜１．５セント高で推移している。
　上海ゴムは総じて堅調。中心限月の９月限は、夜間取引では売りやや優勢となり、
３５元安の１万４５８０元で夜間取引を終えた。日中取引に入ると、中盤に１万４４２
０元まで下落する場面があったが、終盤に地合いを引き締め、プラスサイドに浮上し
た。。

MINKABU PRESSS

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