[今夜の視点]海外原油=続伸へ、中国が対米関税の一部引き下げを検討か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油6月限は前日比0.40ドル高の63.19ドルで推
移。本日これまでのレンジは62.79〜63.35ドル。
 今晩の海外原油は続伸か。トランプ米政権との対立で経済的損失が一部産業に重くの
しかかっているとして、中国政府は一部の米国製品に対する125%関税の一時停止を
検討していると伝わったことが相場を押し上げそうだ。米中両国の対話が始まるのかど
うか依然として不透明だが、経済対立の激化は一巡しており、警戒感は後退しつつあ
る。トランプ米大統領が中国に対する相互関税を一時停止し、対話が始まるようならば
世界的な景気悪化懸念が後退し、相場はさらに戻りを試すだろう。週末の報道にも目を
向けておきたい。
<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】23:00 消費者信頼感指数 2025年4月確報値(ミシガン大)
【商品】4/26 04:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 小売売上高 2025年2月(カナダ統計局)
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