前週は62〜65ドル水準で売買が交錯した。米中通商環境の改善期待から株価が安 値修正を進めたことで、底固く推移した。米中間の通商協議が始まったのかは米中両国 の意見が割れているが、少なくとも両国が関係改善に意欲を示し始めたと評価されてい る。一方、石油輸出国機構(OPEC)プラスは5月に続いて6月の増産にも意欲を示 している。石油需要の伸び鈍化する中で、増産が進めば需給が緩むとの見方が上値を圧 迫した。結果的に上下双方に決定打を欠いた。 今週は上値の重さを再確認しよう。米中通商協議開始への期待感が強くなっているこ とはポジティブだが、原油需給の緩和見通しに変化は生じない。石油需要の伸びが鈍化 しているのは明らかであり、その一方で十分な供給量が確保される見通しになってい る。前週は国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長が年内の原油相場が更に下 落する可能性を指摘したが、上値の重さを再確認しよう。 予想レンジは60.00〜66.00ドル (マーケットエッジ・小菅 努)
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