前週はトウモロコシ相場が動意を欠く展開になった。産地の作付け障害に対する懸念 が後退していることが、上値を圧迫した。局地的な豪雨も報告されているが、深刻な作 付け障害は発生しておらず、天候リスク織り込みが一服した。一方、通商環境は依然と して不安定だが、米中間の緊張緩和が進むとの期待感が強くなったことが下値を支え た。結果的に週を通じてトウモロコシは480セント台で揉み合う展開になった。ただ し、大豆に関しては米中通商協議の進展期待から1050セントを上抜くじり高の展開 になった。 今週もトウモロコシ相場は動意を欠こう。旧穀需給は引き締まっているが、500セ ント台にレンジを切り上げていくほどの勢いはないだろう。このまま作付け障害が発生 内のであれば、現行価格水準で揉み合う見通し。このまま480セント台をコアに、売 買が交錯しよう。一方、大豆は米中通商環境の改善期待が強まると、若干の上振れリス クがある。ただし、早期に通商環境の正常化が進む見通しにはなく、大きな値動きには 発展しない見通し。 予想レンジは、トウモロコシが475〜495セント、大豆が1045〜1080セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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