週末にイラン南部ノバンダルアバス港で大規模な爆発が発生した。米国とイランの高 官協議が開催されている最中とあって緊張感が高まったが、現時点では爆発の原因は明 らかにされていない。一部メディアでは、暖房ミサイルに使う固形燃料が入っていたコ ンテナが爆発した可能性が報じられているが、イラン国防省は否定している。ペゼシュ キアン大統領は、貨物管理が不適切だった可能性を指摘している。まだ詳細は明らかで はないが、この種の爆発事故は過去にも何度か発生しており、事件ではなく事故との見 方が優勢になっている。警戒されるのは、周辺の石油タンクへの延焼、ホルムズ海峡の 船舶航行の停滞といった展開になるが、現時点ではあくまでもリスクシナリオの一つに 留まっている。 なお、米国とイランの高官協議は3週連続で土曜日に開催されているが、米国からは 前向き・生産的な会談が行われたと報告されている。次回は5月3日と、再び土曜日に暫 定的な協議日程が設定されている。協議決裂で、トランプ米政権がイラン産原油に対す る制裁を一気に強化する展開は回避されている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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