−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/05 1,051.50 1,052.75 1,034.75 1,041.00 -11.00 2025/07 1,062.00 1,063.25 1,045.75 1,052.75 - 9.75 2025/08 1,053.50 1,055.50 1,039.50 1,046.25 - 8.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 276,243 301,474 769,930 (- 29,837) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(5月5日−5月9日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近から大幅下落。終値の前営業日比は11.00セント〜7.75セント 安。中心限月の7月限は9.75セント安の1052.75セント。 米トランプ政権が自動車関税の負担軽減を検討、と伝えられるなか、米国と他諸国と との貿易摩擦に対する警戒感が後退したことや、米産地での作付けが平年および前年を 上回るペースで進行していることが弱材料視された。 7月限は1062セントで取引を開始した後に1063.25セントの高値を付けた が、その後は1058セントを下値支持線とする高もみとなった。シカゴの時間帯に急 速に軟化し1045.75セント安値を付けた後に買い戻されたが1050セント台を 回復するともちあいに転じ、この水準のまま取引を終了。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは28日に北部で激しい雨となったが、現在では激しい雷雨の可能性 は南部および東部に移っている。29日朝方には中西部北部で気温が低下しているが、 この日の最高気温は3℃程度にとどまっている。一方、オハイオバレーでは暖かく高湿 な天気となっている。ここ最近の雨にもかかわらず、中西部のコーン及び大豆の作付ペ ースは平年を上回っている。 現在北西部に位置する低気圧は今後、南東部に移動していくが、週後半には南部〜中 部に達する見込み。その影響でプレーンズ南部では雨がちな天気が続く見通しで、オク ラホマ州及びテキサス州の雨量は25〜100ミリが見込まれる。なお、この雨は南央 部から中西部南部に達する見込み。 6〜10日間予報に関しては5月4〜5月8日にかけてロッキー山脈以東では気温は 平年を上回る一方、雨量はミシシッピーリバー以東では多くの地域で平年を下回るだろ う。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは南半部で散発的な降雨または雷雨が発生。この雨は干ばつに見舞われ た地域や冬小麦にとって慈雨となっている。また、この雨は作付されたばかりの夏穀物 にとっても慈雨となっている。一方、北半分では降雨の発生は無かったが、ここ最近の 雨により土壌水分が改善している。 南部では南央部およびメキシコ湾岸西部で散発的な降雨または雷雨が発生するなか気 温が低下している。一方、南東部では気温が上昇するなか降雨は発生しておらず、農作 業や穀物の生育が速いペースで進んでいる。 大豆製品は、大豆と原油の下落が重石となるなか大豆油は軟調で終了。大豆粕は大豆 油とのストラドルに絡んだ買いを受けて堅調となった。 大豆粕7月限は前日比2.30ドル高298.20ドルで終えた。 今日の材料 ・コーンベルトでは28日に北部で激しい雨となるもすでに低気圧は移動。 ・雨雲の移動を受けプレーンズ南部では雨がちな天気が続く見通し。 ・今週後半は米中西部南部で降雨か。 MINKABU PRESS
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