アジア株 米中の景気減速を懸念 米GDPはマイナス成長予想 中国PMIは23年末以来の低水準 東京時間14:15現在 香港ハンセン指数 22037.83(+29.72 +0.14%) 中国上海総合指数 3283.97(-2.69 -0.08%) 台湾加権指数 20192.56(-40.07 -0.20%) 韓国総合株価指数 2549.48(-15.94 -0.62%) 豪ASX200指数 8096.90(+26.31 +0.33%) インドSENSEX30種 80338.44(+50.06 +0.06%) アジア株はまちまち。 トランプ氏の発言のトーンが慎重になっており金融市場は落ち着きを取り戻している。トランプ氏の就任100日を記念した式典でも市場を混乱させるような発言はなかった。インフレと金利が低下したと自画自賛し、パウエルFRB議長を批判して終わった。米中は関税を巡り平行線をたどったまま。ロイターによると中国が125%関税の米製品適用除外リストを作成しているというが、今のところ反応は見られない。 米中貿易摩擦激化により米国の景気減速懸念が一段と高まっている。米国の財の貿易赤字が過去最大となったことを受け、各金融機関がGDP予想を急きょ下方修正した。これにより今夜発表される米国第1四半期GDPのブルームバーグ予想中央値はマイナス0.2%となっている。 きょう発表された中国PMIが総じて弱い結果となったことで、中国の景気減速も懸念される。ただ、中国指標が弱ければ弱いほど、当局が景気刺激策と株価安定策を打ち出す可能性がある。全国人民代表大会(全人代)常務委員会は民間企業支援のための「民間経済促進法案」を可決、20日に施行する。 中国4月の製造業PMIは49.0と好不況の分かれ目である50を割り込み2023年末以来の低水準となった。非製造業PMIは50.4に低下し市場予想も下回った、中小企業を対象とした財新の4月製造業PMIも前回から縮小した。関税政策が製造業に影響を与えていることが明らかになりはじめた。 香港株はプラス転換、上海株は前営業日終値を挟んで推移。中国の景気支援策期待が支え。
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