アジア株 総じて上昇、上海株や香港株は続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
香港ハンセン指数   26384.28(-188.18 -0.71%)
中国上海総合指数  3972.04(-18.46 -0.46%)
台湾加権指数     27447.31(+49.81 +0.18%)
韓国総合株価指数  4089.25(+77.68 +1.94%)
豪ASX200指数    8636.40(+1.87 +0.02%)
インドSENSEX30種  84943.38(+380.60 +0.45%)

 17日のアジア株は総じて上昇。米国株価指数先物が時間外取引で上昇していることで、アジア株もおおむね堅調な推移を見せた。中国景気の先行き不透明感などを背景に上海株や香港株は売り優勢の展開となって続落。
   
 上海総合指数は続落。酒造会社の貴州茅臺酒、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網が買われる一方で、銀行大手の中国農業銀行、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続落。アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団(チャイナ・ホンチャオ・グループ)、コンピュータ・メーカーの聯想集団(レノボ・グループ)、オンライン旅行代理店の携程旅行網(トリップ・ドット・コム・グループ)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、インターネット検索サイトの百度(バイドゥ)、電気自動車(EV)メーカーの理想汽車が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反発。ほぼ変わらず。探鉱会社のライナス・レア・アース、航空会社のカンタス航空、乳業メーカーのa2ミルクが買われる一方で、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、資源・鉱山会社のBHPグループ、ソフトウェアサービスのコンピュータシェアが売られた。

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