きょうの為替市場でドル円は戻り売りに押されており、再び144円台に下落している。先ほど発表の4月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が17.7万人増と予想を上回ったことで、為替市場はドル買いの反応を見せている。ドル円も145円手前まで買い戻されたが、直ぐに発表前の位置に戻す動き。 ただ、前回3月分の下方修正を加味すれば、予想範囲内との見方も出ているが、事前にかなり悲観的な見方が広がっていただけに、ひとまず安心感に繋がっている模様。平均時給が予想を下回ったこともポイントとなっているようだ。失業率は4.2%で予想通り。短期金融市場ではFRBの利下げ期待がやや後退し、米国債利回りも上昇。 本邦勢は明日から大型連休の後半に入るが、ここにきて短期的に円安との見方も出始めている。前日の日銀決定会合で年内の利上げ観測が後退していること、2回目の日米通商交渉で為替が議題とならなかったこと、そして何よりも、円ロングが積み上がり過ぎていることなどが理由としてあがっている。 一方、ドルに対しては慎重な見方も根強く、今後の米経済指標に弱い内容相次ぐことが想定され、それに伴ってFRBの利下げ期待が再燃すること、米国と各国との貿易交渉が順調に進むとも考えにくいこと、そして今回のトランプ関税を機に焦点が当たってしまったドル離れの意識が簡単には解消されないことなどを理由にあげているようだ。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は145円に観測。 2日(金) 145.00(7.4億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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