アジア株小動き、米中協議巡る先行き不透明感が重石 中国は支援策あるので妥協する必要なし

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株小動き、米中協議巡る先行き不透明感が重石 中国は支援策あるので妥協する必要なし

東京時間11:15現在
香港ハンセン指数   22780.66(+88.78 +0.39%)
中国上海総合指数  3354.89(+12.23 +0.37%)
台湾加権指数     20617.02(+70.53 +0.34%)
韓国総合株価指数  2576.51(+2.71 +0.11%)
豪ASX200指数    8175.20(-3.12 -0.04%)

アジア株は小動き、今週末の米中貿易協議を巡る先行き不透明感が重石。

トランプ氏は米中交渉のための中国関税引き下げを否定、中国は米国に誠意を求め恐喝続けるのであれば絶対合意しないとしている。中国は週末の協議を前に金融緩和を発表、外部ショックに対抗するための緊急支援も検討している。中国は景気・株価を下支えするための手段がいくらでもあるとしており、妥協してまで米中交渉を進展させなくてもいいという姿勢だろう。中国習近平国家主席はあすロシアの第2次世界大戦「対ドイツ戦勝記念日」式典に出席する予定で、ロシアとの関係強化を図る方針。

トランプ氏が8日に「大国であり非常に尊敬されている国」との貿易協定について会見するとしているが、どうやら相手国は英国のもよう。NYタイムズがトランプ氏が8日に英国との貿易合意を発表する見通しだと報じた。一部では中国との期待が広がっていた。

香港市場では自動車や医療品の一角が上昇。上海市場では消費財や生活必需品の一角が上昇の一方で、不動産やコミュニケーションサービスは下落している。

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