アジア株上昇 米英合意示唆受け米中進展期待高まる GSは早期の対中関税引き下げを予想 東京時間14:03現在 香港ハンセン指数 22901.41(+209.53 +0.92%) 中国上海総合指数 3355.26(+12.60 +0.38%) 台湾加権指数 20697.27(+150.78 +0.73%) 韓国総合株価指数 2586.15(+12.35 +0.48%) 豪ASX200指数 8194.90(+16.58 +0.20%) インドSENSEX30種 80700.56(-46.22 -0.06%) アジア株は軒並み上昇、米英合意の可能性を受け米中進展への期待が広がっている。 トランプ氏が8日に貿易協定について記者会見を開く。国は明かしていないが、NYタイムズは英国との貿易合意を発表する見通しだと報じている。トランプ氏の世界的な貿易戦争による経済ダメージを軽減する効果はありそうだが、最も重要なのは中国との貿易協定だ。 トランプ氏は米中交渉のための中国関税引き下げを否定、中国は恐喝続けるのであれば絶対合意しないとしている。中国は週末の協議を前に金融緩和を発表、外部ショックに対抗するための緊急支援も検討している。景気・株価を下支えするための手段がいくらでもあるため、中国は妥協してまで米中交渉を進展させなくてもいいという姿勢だ。 ただ、マーケットは米英合意で米中も進展すると期待している。今週末の協議は合意はなくとも実りあるものになるだろうと見ている。米ゴールドマンサックスは米国がまもなく中国製品に対する関税率を引き下げると予想、中国株の目標を引き上げた。GSは比較的早い時期に60%程度にまで下がると見ている。 香港市場では自動車や銀行、カジノ、ハイテク、医療品など幅広い銘柄が上昇している。 上海株は1カ月ぶり高値、景気支援策期待が広がっている。米中合意してもしなくても中国株の上昇は続くか。
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