アジア株 上海香港は小動き、期待よりも警戒感強い 米中関税60%以下目標に設定か 東京時間14:01現在 香港ハンセン指数 22792.18(+16.26 +0.07%) 中国上海総合指数 3343.38(-8.61 -0.26%) 台湾加権指数 20896.44(+353.04 +1.72%) 韓国総合株価指数 2579.03(-0.45 -0.02%) 豪ASX200指数 8236.00(+44.35 +0.54%) インドSENSEX30種 79706.88(-627.93 -0.78%) アジア株はまちまち。 上海株と香港株は小動き、あすからの米中交渉を前に積極的な売買は手控えられている。期待よりも警戒感の方が強いようだ。トランプ氏は、大きく前進するようであれば対中関税引き下げの可能性があると述べたほか、今こそ米株を買うべきだと煽っているため、何らかの合意には至るのだろう。 トランプ氏は早ければ来週にも中国に対する関税を145%から50%-54%にまで引き下げることを検討しているとNYポスト紙が報じている。ブルームバーグは米政府は関税60%以下に引き下げる目標を設定し、中国側もそれに同調する用意があると米政府関係者は見ていると報じている。 ただ、今回の協議は解決策を見出すというより不満を表明する可能性が高く、状況は流動的であり、関税が近い将来引き下げられるか予測困難だとの指摘も。米国の優先事項の1つは希土類元素(レアアース)に対する中国の輸出規制撤廃だという。 台湾株は大幅上昇し4月の安値から20%上昇しており、このまま行けば強気相場入りして終わる。米中進展期待から幅広い銘柄が上昇。特にTSMCなど半導体関連の上げが目立つ。 インド株は下落。ラトニック米商務長官がインドとは多くの作業が必要だと述べたことで米印貿易進展期待が後退している。
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