大阪6月限 日経225先物 37520 +380 (+1.02%) TOPIX先物 2736.0 +32.5 (+1.20%) 日経225先物(6月限)は前日比380円高の3万7520円で取引を終了。寄り付きは3万7400円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万7470円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。現物の寄り付き時に3万7540円まで買われたが、前場中盤にかけて利益確定に伴うロングの解消もあり、3万7290円まで上げ幅を縮める場面もみられた。だが、前場終盤に再びロング優勢となりショートカバーを誘う形から3万7500円を回復。後場は3万7410円~3万7550円辺りで保ち合い、終盤にかけて3万7590円まで買われる場面もみられた。 日経225先物は200日移動平均線(3万7620円)が心理的な抵抗線として意識されており、買い一巡後は利食いが入ったものの、下値の堅さもみられていた。75日線(3万6960円)と200日線によるレンジ推移であり、200日線に接近する形で終えた点はセンチメントを明るくさせよう。週末要因で仕掛け的なトレードは限られ、米中協議を週末に控えて持ち高調整に伴うショートカバーが入りやすい需給状況だった。 週足では13週線(3万6480円)が支持線として機能するなかで、26週線(3万7680円)に接近してきた。26週線や52週線(3万7880円)が抵抗線として意識されそうだが、同線を上抜いてくると、ショートカバーが一段と強まる可能性があり、ピーク感によるショートへのシフトは避けておきたい。 米国と各国の貿易交渉は90日の期限とされる7月上旬まで続くため、今後も合意が成立する国が表れよう。そのため、200日線や26週線、52週線といった節目では強弱感が対立するとみられるが、押し目狙いのロングで対応したいところであろう。 NT倍率は先物中心限月で13.71倍に低下。ボリンジャーバンドの+2σ(13.72倍)に抑えられる形になった。ただし、一時13.67倍まで下げる場面もみられたが、+1σ(13.66倍)が支持線として機能しており、+1σと+2σによるレンジが続いている。バンドが緩やかながら上向きで推移していることもあり、NTロングに振れやすいとみておきたい。 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万7729枚、ソシエテジェネラル証券が1万2342枚、サスケハナ・ホンコンが4292枚、JPモルガン証券が2470枚、SBI証券が2450枚、バークレイズ証券が2086枚、野村証券が1928枚、モルガンMUFG証券が1721枚、日産証券が1463枚、みずほ証券が1386枚だった。 TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が1万8425枚、ソシエテジェネラル証券が1万7177枚、JPモルガン証券が5899枚、バークレイズ証券が4398枚、ビーオブエー証券が2687枚、モルガンMUFG証券が2502枚、ゴールドマン証券が2422枚、サスケハナ・ホンコンが1930枚、大和証券が1458枚、みずほ証券が855枚だった。 株探ニュース
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