LME市況=軒並み上昇、米中貿易協議期待が強気材料視される

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物          3カ月物
    アルミ        2,408.10  +    1.49     2,417.50  +     5.00
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00        0.00
     銅         9,494.69  +   17.37     9,445.50  +    14.00
    ニッケル      15,620.98  +  258.08    15,804.00  +   269.00
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 アルミ3カ月物は続伸。2408ドルで小幅安で取引を開始。上海株の頭重い動きか
ら上値を抑制されアジアの時間帯は2404〜2416ドルのレンジを中心とする、も
ちあいが続いた後、アジアの時間帯後半に急速に2440ドルの高値まで浮上。欧州の
時間帯は2420ドル台前半での高下が続いたが米国の時間帯には値位置を落とし、
2399ドルの安値を付けたほか、前日終値を前後する値動きとなり、小幅高で取引を
終了。
 銅3カ月物は小幅続伸。9453.50ドルで堅調で寄り付いた。アジアの時間帯は
上海株安に追随して値を落とし、一時9341ドルまで下落したが、10日からスイス
で開催される米中協議において貿易摩擦緩和に向けた進展が期待されるなか買い戻す動
きが見られ9400ドル台後半に浮上。9479.50ドルの高値に達した後に値を落
とし、小幅高を維持して終えた。
 ニッケル3カ月物は大幅反発。1万5575ドルで堅調で取引を開始。アジアの時間
帯は概ね1万5600ドルを上値抵抗線とする値動きとなったが、欧州の時間帯以降は
地合いを引き締め引けにかけて値位置を切り上げた。終盤に1万5850ドルの高値を
付けた後、高値圏を維持したまま大幅高で引けを迎えた。
今日の材料
・9日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は小反落、10.00ポイント安の3341.00ポイント。
・欧州株は上昇。英FTはエネルギー株が上昇。医薬品や鉱山も買い優勢。独DAX
 金融、ヘルスケアなどがしっかり
・ドルは下落。ドル円は買い一巡後に反落し、145.30円台でニューヨーク時間の大方
 の取引を終えた。ユーロドルは1ユーロ=1.1196ドルまで下落し、4月11日以来の
 安値をさらに更新したが切り返し、小じっかり。
・米国株はニューヨークダウが反落し、119.07ドル安。ナスダック指数は、0.78ポイ
 ント高でほぼ横ばい。
・ニューヨーク貴金属はパラジウムを除き上昇。ニューヨーク原油は続伸。
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