アジア株 米中交渉の詳細待ち、関税80%下回ればポジティブ インド株大幅高、印パ停戦合意 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 23083.88(+216.14 +0.95%) 中国上海総合指数 3354.53(+12.53 +0.37%) 台湾加権指数 21103.22(+188.18 +0.90%) 韓国総合株価指数 2595.06(+17.79 +0.69%) 豪ASX200指数 8249.50(+18.30 +0.22%) インドSENSEX30種 81683.88(+2229.41 +2.81%) アジア株は上昇も買いの勢いは続かず、米中交渉の詳細発表を前に警戒感が高まっている。 2日間にわたる米中貿易交渉は「大きな進展」があったようだ。詳細についてはスイス時間12日午前に共同声明を発表する。日本時間15-18時くらいか。関税引き下げがあるかが注目される。先週金曜日には対中関税「50%-54%に引き下げの可能性」「60%未満を目標に設定し中国も同調」と一部で報じられたが、トランプ氏は「80%」が妥当だとしている。 トランプの示す80%を下回ればポジティブ、60%以下ならポジティブサプライズとなろう。関税引き下げ発表なければ市場は失望するだろう。トランプ米政権1期目に比べ中国は景気・株価を下支えする手段をいくつも用意しているため、米中合意を急ぐ必要はない。そのため関税引き下げない可能性もある。 インド株は大幅高、昨年末以来の高値をつけている。ほぼ全ての銘柄が上昇。インドとパキスタンが停戦合意したことを受け、地政学リスクに対する警戒感が後退している。インドとパキスタンは先週末、米国の仲介によって即時停戦で合意した。ただ、停戦直後にカシミール地方で爆発音が聞こえるなどしており、両国とも停戦協定に違反したとして相手国を非難しており、停戦合意破棄の可能性もある。
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