株価指数先物【昼】 短期的な過熱警戒も押し目狙いのロング対応に

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比580円高の3万8280円(+1.53%)前後で推移。寄り付きは3万8600円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万8760円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。ただし、短期的な過熱感が警戒される中、直後につけた3万8660円を高値に、利益確定に伴うロング解消の動きが優勢となった。終盤にかけて3万8250円まで上げ幅を縮めている。

 日経225先物はボリンジャーバンドの+2σ(3万8590円)を突破して始まったが、現物の寄り付き後には同バンドを下回っての推移となり、ロング解消に向かわせたようである。ナイトセッションで1000円を超える上昇で一気に3月26日の戻り高値を上抜けたことで、利食いは入りやすいところであろう。ただし、ピーク感はなく、上向きで推移するバンドに沿った上昇が意識されやすいため、押し目狙いのロングでの対応に向かわせよう。

 NT倍率は先物中心限月で13.80倍に上昇。+2σ(13.76倍)を上回り、75日移動平均線(13.81倍)に接近してきた。同線を突破してくるようだと、上向きで推移する+2σと+3σ(13.84倍)に沿ったトレンドが意識されやすいと考えられ、NTロングに振れやすい。

株探ニュース

このニュースの著者

Kabutan

有望株(銘柄)の発掘・選択をサポートするサイトです。株価 ニュース 決算 テーマや企業情報などが満載。 株価変動要因となる情報や株式の売買タイミングに役立つ情報、迅速な投資判断ができる仕組みを提供します。