13日前引けの日経平均株価は前営業日比652円60銭高の3万8296円86銭と大幅続伸。前場のプライム市場の売買高概算は12億2704万株、売買代金概算は3兆830億円。値上がり銘柄数は869、対して値下がり銘柄数は715、変わらずは46銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は、主力株を中心に買いが加速し日経平均株価は大幅続伸、フシ目の3万8000円大台ラインを上回った。前日の米国株市場で主要株価指数が大幅高となり、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は4.3%高と急騰した。米中間の貿易協議が進展することへの期待が投資家心理を強気に傾けており、東京市場でもリスク選好ムードが強まっている。ただ、取引時間中に外国為替市場でドル高・円安が一服したこともあって、日経平均も買い一巡後はやや伸び悩んだ。売買代金は前引け時点で3兆円を超えるなど高水準に膨らんだ。 個別では売買代金トップとなった川崎重工業<7012>、同2位のディスコ<6146>などが高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも買われた。任天堂<7974>も上昇した。リクルートホールディングス<6098>が上値を伸ばし、商船三井<9104>など海運株も物色人気。楽天銀行<5838>は空売り買い戻しが利いてストップ高カイ気配、クレハ<4023>も一時値幅制限いっぱいに買われた。半面、三菱重工業<7011>が軟調、アドバンテスト<6857>も利食いに押された。AZ-COM丸和ホールディングス<9090>が急落、シャープ<6753>も大幅安。不二製油<2607>も大きく水準を切り下げた。 出所:MINKABU PRESS
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