NY貴金属引け速報=反発、ドル高一服で買い優勢も金は戻り売り圧力強い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    金   25/ 6  3247.8  +  19.8       プラチナ    25/ 7   992.2   + 16.6
         25/ 8  3275.9  +  19.8               25/10  1001.7   + 15.8
    銀   25/ 7  3310.0  +  47.6       パラジウム   25/ 6   955.50  + 14.10
        25/ 9  3341.0  +  47.7               25/ 9   965.70  + 14.10
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ニューヨーク金、銀は反発。前日比は金が19.8〜21.4ドル高、中心限月の6
月限が19.8ドル高、銀が47.2〜48.3セント高、中心限月の7月限は47.
6セント高。
 金6月限は反発。時間外取引では、アジア時間の午後からドルの反落を受け、買い優
勢となった。欧州時間に入っても堅調地合いを引き継ぎ、30ドル超の上昇を維持して
推移。日中取引では、4月の米消費者物価指数(CPI)が事前予想より弱い数字とな
ったが、前半の取引で上げ幅を失った。しかしドルが対ユーロ中心に軟化すると、買い
が喚起され、再上昇となった。後半から終盤は米長期金利の上昇が圧迫要因となり、、
戻り売り圧力が強く、帳入値で上げ幅を縮小した。
 銀7月限は反発。時間外取引からは反発し、欧州時間で50セント超の上げ幅を維
持。日中取引の開始後、上げ幅を縮小したが、金の再上昇に支援され、前日の下げ幅を
大幅に上回る上昇となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ、パラジウムとも反発。前日比はプラチナが
15.0〜17.0ドル高、中心限月の7月限が16.6ドル高、パラジウムは13.
90〜15.50ドル高、中心限月の6月限は14.10ドル高。
 プラチナ7月限は反発。時間外取引では、金の反発、ドル建て現物相場の上昇を受
け、欧州時間も約15ドルの上げ幅を維持。日中取引では、序盤から前半の取引で上げ
幅を縮小したが、金・銀の再上昇から買い優勢で推移した。ただ1000ドルを試す反
発力はなく、上値は重く推移した。
 パラジウム6月限は反発。時間取引では小反発。日中取引では上げ幅を拡大したが、
前日の下落幅の半分以下の上昇にとどまった。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。