石油午前=堅調、米国の対イラン制裁や景気懸念の後退で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は堅調。米国が新たな対イラン制裁を発表したことや、米中貿易戦争
の緩和による景気懸念の後退が相場を押し上げている。ただ、時間外取引でニューヨー
ク原油が軟化していることや、円高・ドル安は重し。円相場は1ドル=147円ちょう
ど付近まで一時円買いが優勢となった。米石油協会(API)が発表した米週間石油在
庫統計はあまり材料視されていない。
 日中取引開始後、原油の2025年9月限は上げ幅を縮小。一時5万8550円まで
押し戻された。
 午前11時02分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
590〜1190円高。
 午前11時02分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が249枚。
【インド原油輸入量は過去最高水準を更新】
 2024年のインドの原油輸入量は日量484万バレルとなり、過去最高水準を更新
した。コロナショックで一時的に落ち込んだ後、インドの石油需要は拡大を続けてい
る。今年は日量500万バレルの大台に達する可能性がある。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で6月限は前日比0.22ドル安の63.45ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは63.32〜63.68ドル。
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