アジア株 総じてしっかり、中国本土株はプラスに転換

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:38現在
香港ハンセン指数   23640.65(+532.38 +2.30%)
中国上海総合指数  3403.95(+29.08 +0.86%)
台湾加権指数     21782.87(+452.73 +2.12%)
韓国総合株価指数  2640.57(+32.15 +1.23%)
豪ASX200指数    8279.60(+10.61 +0.13%)
インドSENSEX30種  81173.44(+25.22 +0.03%)

 14日のアジア株は、総じてしっかりとなった。午前はマイナス圏推移となった中国本土株はプラスに転じた。月曜日の大幅高の後、昨日はマイナスとなった香港ハンセンは大きく反発している。米中貿易合意を受けて米金融大手ゴールドマンサックスが中国の経済成長見通しを引き上げるなど、今後への期待が強まっている。一方で投資家心理改善で、当局による株価支援が抑えられるとの警戒感も出ている。

 上海総合指数は続伸。午前中は前日終値前後での動きで、小幅マイナス圏での推移が長かったが、昼前に持ち直すと、午後に入って買いが出た。幅広い銘柄が買われており、酒造会社貴州茅壷酒、保険大手中国人寿保険、中国平安保険、中国人民保険、中国太平洋保険などの上昇寄与度が高かった。

 香港ハンセン指数は月曜日の3%近い上昇から昨日は一転して1.87%安となったが、今日は反発。中国本土株同様に淳寿保険などの保険会社が強かったほか、薬局チェーンのJDヘルスインターナショナル、海上輸送のオリエントオーバーシーズなどが堅調。
   
 豪ASX200指数は小幅続伸。第1四半期決算の弱かったギャンブルマシン製造のアリストクラート・レジャーが8.85%の大幅安。エネルギー、情報などがしっかりで、家族間通信などのライフ360や石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループなどがしっかり。

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