アジア株 香港株は下落、期待外れのアリババ決算受け投資家心理が悪化 豪州株は8日続伸 東京時間11:02現在 香港ハンセン指数 23270.06(-183.10 -0.78%) 中国上海総合指数 3372.37(-8.45 -0.25%) 台湾加権指数 21786.06(+55.81 +0.26%) 韓国総合株価指数 2622.14(+0.78 +0.03%) 豪ASX200指数 8356.90(+59.42 +0.72%) アジア株はまちまち、材料難で方向感に欠ける。 米中交渉は予想以上に進展したものの、最終合意をめぐっては不確実性が残る。FTによるとトランプ米政権内で中国半導体規制を巡り意見が分かれているという。輸出ブラックリストに追加する計画だが、トランプ政権の一部は進行中の米中交渉に悪影響を及ぼす可能性を懸念している。対中強硬姿勢を取れば中国の反感を買い、米中関係は再び悪化してしまうだろう。 香港株は続落、期待外れのアリババ決算受け投資家心理が悪化。JDドットコムなどテック大手の決算が良かったことからアリババに対する期待が高まっていた。ただ、アリババの売上高は市場予想に届かなかった、同社株は5.3%安と急落している。バイドゥや快手科技、JDドットコム、美団、レノボ、テンセントホールディングスも連れ安。一方、ネットイースは14%高と22年3月以来の大幅高、21年2月以来の高値をつけている。純利益が市場予想を大きく上回ったことが好感されている。強い決算を受け、米モルガンスタンレーとシティは目標株価を引き上げた。 豪州株は8営業日続伸、約3カ月ぶり高値をつけている。米中交渉進展を好感した買いが続いている。素材や不動産、医療品が軒並み上昇。
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