【これからの見通し】目先は円高の動き継続も、流れに一貫性みられにくい 関税関連報道が引き続きテーマ 今週は月曜日の米中貿易協議の暫定合意報道が市場にポジティブ・サプライズを広げて始まった。しかし、その後は連日調整に押し戻される動きが続いている。ドル円は週初に148円台後半まで上伸したが、その後は本日の145円台割れまで続落している。先週末の水準に押し戻されている。 米中貿易協議というトランプ関税関連で最も注目される材料がでたことで、市場がかく乱される格好となった。米中関税引き下げには90日間の期限が設定されており、実のある協議は水面下で進められているものと推測される。ただ、英米合意のあとは、各国との貿易協定の成立についてかなり難航しているようだ。アジア諸国に対する通貨安是正圧力を市場は気にしている状況もある。週末のタイミングで新たな動きが報道されれば、週明けにかけて再び相場が動意付く可能性を想定しておきたい。 この後の海外市場で発表される経済指標は、香港実質GDP(確報)(2025年 第1四半期)、ユーロ圏貿易収支(3月)、カナダ国際証券取扱高(3月)、米住宅着工件数(4月)、米輸入物価指数(4月)、米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)(5月)、対米証券投資(3月)などが予定されている。消費センチメントを示すミシガン大指数速報値は53.5と前回の52.2から上昇する予想となっている。 発言イベント関連では、シュレーゲル・スイス中銀総裁、ロンバルデッリ英中銀副総裁、レーンECBチーフエコノミストなどの講演およびイベント出席が予定されている。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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