大阪6月限 日経225先物 37770 +60 (+0.15%) TOPIX先物 2743.5 +10.5 (+0.38%) 日経225先物(6月限)は前日比60円高の3万7770円で取引を終了。寄り付きは3万7790円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万7755円)を上回る形から、買い先行で始まった。直後につけた3万7820円を高値に軟化し、前場中盤にかけて3万7490円まで下落幅を広げる場面もあった。ただし、その後は200日移動平均線(3万7550円)を上回っての推移を継続。 同線のほかボリンジャーバンドの+1σ(3万7340円)が支持線として意識されるなかで、押し目待ち狙いのロングが入りやすく、後場は利食いを交えながらのリバウンド基調が続き、中盤にかけて3万7800円まで切り返す場面もみられた。 週間形状では52週線(3万7870円)は超えられなかったものの、26週線(3万7650円)を上回って終えた。下値の堅さが意識されるなかでショートを仕掛けづらくさせそうだ。52週線突破を試す展開が見込まれるなかで、押し目待ち狙いのロングにおいてもエントリータイミングを引き上げてくる可能性はあるだろう。 4月7日に3万0650円まで急落し、その後は5週連続で陽線を形成している。これといった調整がないままでの上昇によりショートカバーが強まりやすいほか、決算発表シーズンのなかで積極的な売買を手控えていたため、ロングも積み上がっていないと考えられ、52週線突破からの一段高が意識されやすいと考えられる。 週足の+1σ(3万7740円)を上回ってきたことで、+2σ(3万9140円)とのレンジに移行する可能性が高まってきただろう。 NT倍率は先物中心限月で13.76倍に低下。一時13.72倍に低下する場面もあったが、+1σ(13.72倍)まで下げた後に切り返す動きになった。上値は75日線(13.79倍)に抑えられる形だったが、東京エレクトロン<8035>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が下落するなかでも、それほどNTショートには傾かなかったようである。バンドは上向きで推移しており、+1σ水準に接近する局面においては、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせよう。 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万0720枚、ソシエテジェネラル証券が7832枚、サスケハナ・ホンコンが2579枚、SBI証券が2414枚、バークレイズ証券が1207枚、JPモルガン証券が1110枚、ゴールドマン証券が847枚、シティグループ証券が807枚、日産証券が685枚、松井証券が632枚だった。 TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が1万2473枚、ソシエテジェネラル証券が1万1198枚、バークレイズ証券が4304枚、JPモルガン証券が3811枚、ゴールドマン証券が3260枚、モルガンMUFG証券が1837枚、ビーオブエー証券が1416枚、サスケハナ・ホンコンが1054枚、SMBC日興証券が752枚、みずほ証券が546枚だった。 株探ニュース
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