アジア株 総じて下落、中国本土市場は上昇

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:50現在
香港ハンセン指数   23332.72(-12.33 -0.05%)
中国上海総合指数  3367.58(+0.12 +0.00%)
台湾加権指数     21523.83(-319.86 -1.46%)
韓国総合株価指数  2603.42(-23.45 -0.89%)
豪ASX200指数    8295.10(-48.58 -0.58%)
インドSENSEX30種  82046.19(-284.40 -0.35%)

 19日のアジア株は総じて下落。米格付け会社ムーディーズによる米国債の格下げを受けて、米国株価指数先物が週明けの時間外取引で下落したことで、アジア株にも売りが広がった。中国本土市場は上昇。中国の4月小売売上高は市場予想を下回るなど景気の先行き不透明感が広がったものの、当局への景気刺激策への期待感などから上昇に転じた。
   
 上海総合指数は小反発。電力会社の中国長江電力、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、コンピューター部品メーカーの海光信息技術が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国工商銀行、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続落。通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団(チャイナ・ホンチャオ・グループ)が買われる一方で、光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、電気自動車(EV)メーカーの理想汽車、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディングが売られた。
   
 豪ASX200指数は反落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、通信会社のテルストラ・グループが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、金融持ち株会社のANZグループ・ホールディングス、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、不動産会社のグッドマン・グループが売られた。

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