アジア株 上海株小動き、HUAWEI巡り米中関係悪化 中国は貿易交渉に悪影響と非難 

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 上海株小動き、HUAWEI巡り米中関係悪化 中国は貿易交渉に悪影響と非難 

東京時間11:02現在
香港ハンセン指数   23577.60(+244.88 +1.05%)
中国上海総合指数  3373.09(+5.51 +0.16%)
台湾加権指数     21671.38(+147.55 +0.69%)
韓国総合株価指数  2606.48(+3.06 +0.12%)
豪ASX200指数    8344.90(+49.80 +0.60%)

アジア株は軒並み上昇、米格下げ受けた米国売りが収まり市場に安堵感が広がっている。一方で米中関係悪化は懸念されている。

トランプ米政権が先週、中国ファーウェイ製AI半導体の使用は「世界のどこであっても」米国の輸出規制に違反する恐れがあるとの指針を発表した。ただ、その数日後「世界のどこであっても」の文言を削除した。ただ、削除しても中国政府の怒りを収めることはできなかったようだ。中国商務省は、スイスで行われた貿易交渉で達成された合意を深刻に損なうものだ、米国は誤りを正すよう求めるとの声明を発表。米国はファーウェイに関するガイドラインの文言を調整したが、依然として差別的であり市場を歪めるものだと主張。

香港市場では医療品や自動車、不動産、ハイテクなど幅広い銘柄が上昇している。
上海株は小動き。米中関係悪化が懸念されているものの下値では景気支援策期待の買いが支えに。中国ではきょう「民間経済促進法」が施行される、民間企業の成長促進や中国経済の下支えを狙う。

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