株価指数先物【昼】 75日線では押し目待ち狙いのロング対応

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比280円安の3万6980円(-0.75%)前後で推移。寄り付きは3万6930円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万6920円)にサヤ寄せする形から、売り先行で始まった。現物の寄り付き直後に3万6830円とナイトセッションでつけた安値水準まで下げ幅を広げたが、中盤にかけてカバーの動きをみせており、3万7110円まで下落幅を縮める場面もあった。

 米株安の流れから売り先行となったが、ナイトセッションの安値は割り込まず、75日移動平均線(3万6780円)が支持線として意識されている。同線を割り込んでくるようだと、25日線が位置する3万6280円辺りがターゲットになりそうだが、積極的にショートを仕掛けてくる動きは限られている。為替市場では円相場が一時1ドル=143円台前半と円高に振れて推移しており、143円を割り込んでくるようだとショートを誘うものの、75日線キープならリバウンド狙いが意識されよう。

 NT倍率は先物中心限月で13.61倍に低下。一時13.57倍まで下げる場面もみられ、ボリンジャーバンドの-1σ(13.54倍)に接近してきた。4月半ば以降は-1σが支持線として機能していたこともあり、いったんはNTショートを巻き戻す動きが入るタイミングになりそうである。

株探ニュース

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