●論点解説穀物、産地降雨への警戒感=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 引き続き産地の降雨環境・見通しが穀物相場を下支えしている。単純な売られ過ぎ感
を修正するきっかけだけの可能性もあるが、降雨による作付け作業の遅れが警戒されて
いる。この時期は、日本でも梅雨で雨がちになりやすいが、米国でも豪雨や洪水のリス
クが警戒される時期になる。一般的な傾向として、作付けがある程度進めば、仮に洪水
が発生しても影響は軽微に留まりやすい。ただし、作付け直後に表層土の流出を伴うよ
うな大規模な洪水被害が発生すると、再作付けなどを迫れるパターンもある。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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