NY貴金属引け速報=概ね反発、金はドル・米株安で安全資産として買われる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/ 6  3365.8  + 70.8       プラチナ    25/ 7   1088.4   +  7.7
         25/ 8  3394.5  + 70.9               25/10   1095.4   +  7.0
    銀   25/ 7  3360.9  + 39.0       パラジウム   25/ 6   1003.90  - 22.50
        25/ 9  3391.7  + 38.7               25/ 9   1011.80  - 22.30
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 ニューヨーク金、銀は反発。前日比は金が70.8〜73.4ドル高、中心限月の6
月限が70.8ドル高、銀が38.5〜39.3セント高、中心限月の7月限は39.
0セント高。
 金6月限は大幅反発。時間外取引では、ドル安を背景にアジア時間の午後から上げ幅
を拡大。欧州時間に入ると一段高となり、30ドル超の上昇で推移。日中取引では、ト
ランプ米大統領がアップルへの25%超の関税を課す可能性を示唆、またEUに6月1
日から50%の関税を課すことを表明したから金は安全資産としての側面から買われ、
さらに上げ幅を拡大した。4月の米新築住宅販売件数が事前予想より強気の数字となっ
たことから前半で上げ幅を縮小。しかしドル安、米株安を背景に買い意欲は強く、再上
昇。中盤から終盤は堅調に推移した。、
 銀7月限は時間外取引は欧州時間になり上げ幅を削り、かろうじてプラスサイドを維
持。日中取引に入り、金につれ高となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発。パラジウムが続落。前日比はプラチ
ナが5.8〜10.1ドル高、中心限月の7月限が7.7ドル高、パラジウムは22.
50〜21.00ドル安、中心限月の6月限は22.50ドル安。
 プラチナ7月限は反発。時間外取引では、金が大幅反発で推移からつれ高となり、欧
州時間で6ドル超の上げ幅を維持。日中取引では、高値警戒感が強いなか、金、銀高、
ドル建て現物相場の堅調推移を背景に利食い売りを吸収し、小高く引けた。
 パラジウム6月限は続落。時間外取引から軟調に推移し、欧州時間は14ドル超の下
落。日中取引の開始後、他の貴金属の上昇に逆行安となり、20ドル超の下落となっ
た。
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