−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 1,071.00 1,073.25 1,055.50 1,060.25 - 7.25 2025/08 1,065.50 1,068.00 1,051.50 1,056.00 - 6.50 2025/09 1,049.75 1,051.75 1,037.25 1,041.75 - 5.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 200,809 231,251 852,529 (+ 12,136) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(5月29日−6月2日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る〜平年並。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は軒並み反落。終値の前営業日比は7.25〜2.25セント安。中心限月の7 月限は7.25セント安の1060.25セント。 米トランプ大統領がEUからの輸入関税を6月1日から50%とする可能性を示した ことを受け、今後の米国の大豆輸出不安が強まるなか売り優勢となった。メモリアル・ デーの連休を控えるなか、玉整理の動きが見られたことも上値圧迫要因になった。 期近7月限は1071セントで取引を開始した直後に1073.25セントの高値を 付けた後はじり安となり欧州の時間帯終盤には1066セント台まで軟化。シカゴの時 間帯を迎えると急速に値を落として1060セントを割り込み1055.50セントの 安値を記録した。安値を買い戻された後は1060セントを上値抵抗線としたもちあい となり、この水準のまま取引を終了。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは。ミネソタ州北部およびウィスコンシン州で再び降霜が発生。コー ンベルト全域では気温が低下し発芽ペースが鈍化しているうえ、降雨が大規模な農作業 の妨げにもなっている。 今後北東部の降雨は週末にかけて次第に止む見込み。また、メモリアルデーの週末に はプレーンズ全体で活発な低気圧の影響で50〜150ミリの雨量を伴う降雨が発生す るだろう。この雨はプレーンズ東部および中部、そして南部に加え、ミシシッピーデル タでも発生する見込み。また五大湖周辺北部では週末に降霜が発生する可能性もある。 6〜10日間予報に関しては、5月28日〜6月1日にかけて南東部では平年以下〜 平年並の気温にとどまるだろう。一方の雨量はプレーンズ北部および中西部の多くの地 域では平年以下となるもよう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは、低気圧の影響で散発的な降雨が発生。また、局地的な降雨または雷 雨は、冬小麦や作付されたばかりの春穀物にとって慈雨となっている。 米国南部では、テキサス州南部および東部で雷雨が発生しているが、これは新たに転 移気圧が接近していることを示している。一方南部では気温が低下した状態が続くな か、高温多湿となっているのはテキサス州から大西洋沿岸南部にかけての地域にとどま っている。時おり降雨は止んでいるものの、所々が土壌水分過多に見舞われており、農 作業の妨げとなっている。 大豆製品は大豆油は堅調、大豆粕は下落。大豆粕は大豆安に追随する一方、大豆油は 原油高が好感されて買い優勢となった。 大豆粕7月限は前日比2.30ドル安の296.20ドル。 今日の材料 ・コーンベルトでは。ミネソタ州北部およびウィスコンシン州で再び降霜が発生。 ・コーンベルト全域では気温が低下し発芽ペースが鈍化。 ・メモリアルデーの週末にはプレーンズ全体で活発な低気圧の影響で50〜150 ミリの雨量を伴う降雨が発生。 MINKABU PRESS
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