−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 459.00 463.00 456.00 459.50 0.00 2025/09 438.50 438.50 432.25 433.75 - 4.00 2025/12 449.50 451.00 444.75 446.50 - 4.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 368,212 351,751 1,652,556 (+ 8,857) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(5月22日までの週) コーン:139万6206トン(前週改定値:176万0433トン) 小 麦: 56万1980トン(前週改定値: 43万1334トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省発表の週間コーン作付け進度報告(5月25日までの週) コーン:作付け:87%(前週78%、前年81%、平年85%) 発 芽:67%(前週50%、前年55%、平年60%) 「良」以上:68%(前週 −、 前年 − ) 「劣」以下: 5%(前週 −、 前年 − ) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(6月2日−6月6日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは当限以外が続落。終値の前営業日比は当限は変わらずだが、それ以外は 4.50〜2.50セント安。中心限月の7月限は変わらずの459.5セント。 米トランプ大統領がEUからの輸入品に対する50%の輸入関税賦課の日にちを6月 1日から7月9日に延期する、と発表したことで貿易摩擦に対する警戒感を後退させた ものの、ドル高傾向や米産地の順調な生育進展観測、ブラジルからの大規模な供給量見 通しが重石となった。 7月限は459セントで取引を開始した後は、概ね457.50〜460.50セン トのレンジを中心に高下する模様眺めの雰囲気の強い展開となった。欧州の時間帯に 456セントまで値を落とした後、シカゴの時間帯を迎えると米トランプ政権による対 EU輸入関税引き上げ措置の延期を好感した買いが入り463セントの高値まで値を伸 ばしたが騰勢は続かずすぐにそれまで高下していた457.50〜460セントの価格 帯に復帰。この水準でもちあったまま取引を終えた。 米農務省(USDA)発表の5月22日までのコーン週間輸出検証高は139万 6206トンと、前週改定値の176万0433トンを大幅に上回った。累計輸出検証 高は4698万0702トンと、前年同時期の3637万6989トンを約29%上回 っている。 USDAによると、5月25日時点のコーン作付進捗率は87%で前年の81%、 平年の85%をともに上回った。また、発芽率は67%と、前年の55%平年の60% を上回った。作柄のうち良以上は68%、劣以下は5%だった。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは気温が低下し曇天が広がるなか散発的な降雨も発生。これにより農 作業ペースは若干、鈍化している。 中部および東部の荒天は今後、南下していく見込みで、米中部および東部では気温は 低いながら次第に雨は止む見込み。30日までに散発的な降雨または雷雨は南東部に限 られるだろう。プレーンズ南部から大西洋南部にかけての今後5日間の雨量は25〜 75ミリの見込み。 6〜10日間予報に関しては、6月1〜5日間は全国的に気のは平年並〜平年を上回 るだろう。また雨量はミシシッピーバレーから東海岸にかけては平年以下〜平年並の見 込み。 シカゴ小麦は期近から大幅下落。米産地で降雨が続き土壌水分の改善が進んでいるこ とが弱材料となった。また、トランプ政権が対EU輸入関税の50%への引き上げ延期 を発表するなかドル買いの動きが広がったことも重石になった。7月限は一時5月19 日以来の水準まで値を落とした。この日の下落で19日から21日にかけて記録した上 げ幅を完全に相殺した。 期近の主要限月7月限は前日比14.00セント安の528.50セント。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは、ネブラスカ西部以南でまとまった雨量を伴う降雨が発生。この降雨 は冬小麦、春に作付けされた穀物にとって慈雨となっている。また、プレーンズ北部で も降雨により土壌水分が増加。この数週間でプレーンズの多くの地域で土壌水分が改善 している。 米国南部ではテキサス州南部からフロリダ州にかけて高温多湿となっている。他の地 域では広い範囲で散発的な降雨または雷雨となり、農作業が鈍化または中断。 今日の材料 ・コーンベルトでは気温が低下し曇天が広がるなか散発的な降雨も発生。 ・今後、コーンベルトでは米中部および東部では気温は低いながら次第に雨は止む 見込み。 ・プレーンズでは、降雨により乾燥状態は改善。 ・5月22日までのコーン週間輸出検証高は139万6206トンと、前週改定値の 176万0433トンを大幅に上回る。 ・5月25日時点のコーン作付進捗率は87%で前年の81%、平年の85%を ともに上回る。 ・5月25日時点のコーン発芽率は67%と、前年の55%平年の60%を上回る。 MINKABU PRESS
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