アジア株 総じて下落、中国本土市場は休場

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:36現在
香港ハンセン指数   23157.97(-131.80 -0.57%)
中国上海総合指数  3347.49(休場)
台湾加権指数     21002.71(-344.59 -1.61%)
韓国総合株価指数  2698.97(+1.30 +0.05%)
豪ASX200指数    8414.07(-20.63 -0.24%)
インドSENSEX30種  81328.25(-122.76 -0.15%)

 2日のアジア株は総じて下落。トランプ米大統領が鉄鋼アルミニウムへの関税を25%から50%に引き上げると発表したことやトランプ氏がSNSで「中国が合意を破った」と批判したことから、リスク警戒感の高まりや米中貿易摩擦激化が懸念されて売りが広がった。香港株は続落。一時2.6%超の大幅安となったものの、売り一巡後は下げ渋りを見せた。台湾株は大幅続落。半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)、電子機器の受託生産企業の鴻海精密工業などの下げが目立った。中国本土市場は休場。
   
 香港ハンセン指数は続落。カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)、宝飾品小売りの周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ)が買われる一方で、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、医薬品メーカーの石薬集団、不動産開発会社の華潤置地(チャイナ・リソーシズランド)、家電製品メーカーの海爾智家(ハイアールスマートホーム)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、通信会社のテルストラ・グループが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行、不動産会社のグッドマン・グループが売られた。

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