石油午前=上昇、米中貿易交渉の前進を期待

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は上昇。9日に米中貿易交渉が行われ、10日も継続することになっ
たため、協議の前進期待が強まっている。米石油掘削リグの減少を背景に米国の減産見
通しが広がっていることも支援要因。供給過剰懸念がやや後退している。円相場は1ド
ル=145.10円台の円安・ドル高推移。時間外取引でニューヨーク原油はしっか
り。
 日中取引開始後、原油の2025年11月限は上昇。夜間取引の高値を上回り、5万
7720円まで上げた。
 午前10時59分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
240〜1030円高。
 午前10時59分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が371枚。
【イランは核兵器の保有に接近か】
 国際原子力機関(IAEA)によると、イランの高濃縮ウランの貯蔵量は過去3カ月
で約50%増加し409キログラムとなった。イランが核兵器の保有に近づいていると
いう。グロッシ事務局長はこの状況を容認することはできないと述べた。
【海外原油夜間取引=しっかり】
 ニューヨーク時間外取引で7月限は前日比0.20ドル高の65.49ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは65.29〜65.52ドル。
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