アジア株 上海株上値重い、米中協議見極め 台湾株大幅高、今週は英仏米でテックイベント 東京時間11:19現在 香港ハンセン指数 24243.45(+62.02 +0.26%) 中国上海総合指数 3402.15(+2.38 +0.07%) 台湾加権指数 22157.78(+367.49 +1.69%) 韓国総合株価指数 2883.92(+28.15 +0.99%) 豪ASX200指数 8578.70(+62.97 +0.74%) アジア株は総じて上昇、米中緊張緩和期待の買いが続いている。ただ、上海株や香港株の上値は重い。 中国は対米強硬姿勢を強化しているため今回の協議で大きな進展は見込めないとの声が聞かれる。ただ、米国側はきのうの会談を「いい会談だった」「実りあるものだった」としており、喧嘩別れになることはないだろう。トランプ氏は中国との関係は良好としながらも容易な相手ではないとコメントしている。中国何副首相は13日まで英ロンドンにいるため、滞在期間ギリギリまで協議が続く可能性もある。 フィッチがアジア太平洋地域のテクノロジーセクターの見通しを「中立」から「悪化」に引き下げたことは懸念材料。格付け会社フィッチは、関税がハードウェアの需要を圧迫するという直接的な下振れリスクに加え、消費者心理悪化により消費者支出と経済成長の鈍化という二次的な影響を反映。他の地域と比較してアジア地域は影響をより大きく受けていると指摘。 台湾株は大幅高、3月26日以来の高値をつけている。TSMCや聯発科技など半導体を中心にハイテク関連が総じて上昇。今週、欧米で開催されるテックイベントへの期待が広がっているようだ。 アップル年次開発者会議「WWDC」が9日から13日まで開催、英ロンドンで9日-13日まで英国最大スタートアップイベント「London Tech Week 2025」が開催され、エヌビディアのファンCEOが出席する。11日からは仏パリで欧州最大級スタートアップイベント「Viva Technology 2025」が14日まで開かれ、こちらにもエヌビディアCEOが出席する。
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