アジア株 まちまち、中国本土市場や香港市場は下落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:38現在
香港ハンセン指数   24162.87(-18.56 -0.08%)
中国上海総合指数  3384.82(-14.96 -0.44%)
台湾加権指数     22242.14(+451.85 +2.07%)
韓国総合株価指数  2871.85(+16.08 +0.56%)
豪ASX200指数    8587.20(+71.46 +0.84%)
インドSENSEX30種  82466.25(+21.04 +0.03%)

 10日のアジア株は、まちまち。ロンドンで開催されている米中の閣僚級の貿易協議の進展への期待感から、アジア株はおおむね買いが先行した。ただ、10日にも協議が継続されることとなり、一部の市場では様子見ムードが広がり、中国本土市場や香港市場は下落した。台湾株は2%超の大幅続伸。米半導体関連株の上昇を好感して、ハイテク株中心に買いが広がった。
   
 上海総合指数は反落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、コンピューター部品メーカーの海光信息技術が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、保険大手の中国人寿保険、半導体メーカーの上海韋爾半導体が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反落。アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団(チャイナ・ホンチャオ・グループ)、電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)が買われる一方で、電気自動車(EV)メーカーの理想汽車、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、電子製品メーカーの比亜迪電子(BYDエレクトロニック)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)が売られた。
   
 豪ASX200指数は反発。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャー、不動産会社のグッドマン・グループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、資源・鉱山会社のBHPグループ、医薬品メーカーのCSLが買われた。

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