NY金・銀市況=反落、米中通商協議の結果待ちのなか利食い売り先行

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
   金      (25/ 8)  3346.3     3370.4      3321.3      3343.4     - 11.5
          (25/12)  3403.1     3426.0      3377.6      3399.4     - 11.2
   銀     (25/ 7)  3689.5     3697.5      3642.5      3664.2     - 15.4
         (25/ 9)  3721.5     3728.5      3676.0      3697.2     - 15.3
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金           161,315       154,650       414,493        (-  1,469)
  銀           74,218       102,909       174,425        (+  1,038)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          42,866.87  + 105.11
     前日  144.58/60   1.1418/20   ・ナスダック         19,714.99  + 123.75
     本日  144.58/60   1.1418/20   ・10年米国債利回り      4.47  -   0.01
・NY原油  (25/ 7)   64.98 - 0.31  ・SPDR保有金残高    936.22  +   2.01
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 ニューヨーク金、銀は反落。前日比は金が11.6〜11.1ドル安、中心限月の8
月限が11.5ドル安、銀が15.4〜11.4セント安、中心限月の7月限は15.
4セント安。
 金8月限は反落。時間外取引では、ロンドンで継続開催となった米中通商協議の結果
待ちのなか、アジア時間から小反落で推移。欧州時間に入ると、下値を切り上げ、小高
くなった。日中取引では、ドル堅調を受け、玉整理の手じまい売りが優勢もようとなっ
たが、下げ幅は限定的で推移。11日に5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控
え、新規買いには慎重姿勢が伺えた。
 銀7月限はアジア時間で反落となったが、欧州時間には戻し小高くなった。日中取引
では金の軟化から利食い売りが先行し、前日の一代高値を更新となった上伸に対する修
正安場面を迎えた。
 6月9日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比16万8953オンス減の
3792万9466オンス、銀は86万1669オンス増の4億9518万0453オ
ンス。

今日の材料
・10日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は反落、14.96ポイント安の3384.82ポイント。
・欧州株はまちまち。米中が2日目の通商協議を続ける中、投資家は大きな動きを控
 えた。輸出関連企業の銘柄が多い英FTは上昇。
・ドルは堅調。ドル円は一時、1ドル=145円台前半まで上昇。145円台は維持できな
 かったが、144円台後半で堅調にニューヨーク時間を終えた。ユーロドルは1ユーロ
 =1.1447ドルで上げつかえ、今月6日の高値1.1457ドルが抵抗線となったが堅調に
 推移。
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