アジア株 トランプ「タコ取引」を警戒 ベッセントは相互関税停止延長を示唆 東京時間14:01現在 香港ハンセン指数 24234.16(-132.78 -0.54%) 中国上海総合指数 3404.66(+2.34 +0.07%) 台湾加権指数 22281.17(-188.93 -0.84%) 韓国総合株価指数 2928.84(+21.80 +0.75%) 豪ASX200指数 8592.20(+0.10 +0.00%) インドSENSEX30種 82332.56(-182.58 -0.22%) アジア株はまちまち、トランプ関税政策への警戒感が広がっている。 トランプ米大統領は「2週間以内に一方的に関税率を設定する」と発言。2週間以内に関税率を設定している国に書簡を送るから、受け入れるか拒否するか選べとのこと。一方、ベッセント米財務長官は相互関税の90日間の一時停止期間を延長する可能性が高いと述べた。 トランプ氏の新たな関税発言は懸念されているが「タコ取引」の可能性もあり市場は疑心暗鬼に。高関税発言で債券や株価が下落すると、ビビッて発言を撤回・関税緩和して株価を吊り上げるというのがトランプのやり方だ。ベイヤー下院議員はベッセント氏の関税停止延長発言に対し「タコの匂いがする」とトランプ氏を批判した。 原油と金価格の上昇を受け豪州市場ではエネルギーと金鉱が総じて上昇している。香港市場では金属採掘会社の紫金鉱業集団が5.8%高と大幅高。中国石油化工、中国石油天然気も上昇している。 米政府が在イラク米大使館の一部職員に退避を命じ、軍人の家族に中東からの脱出を許可した。イランは核開発計画をめぐる協議が失敗に終わった場合、米軍基地を攻撃すると警告している。15日に米国とイランはイラン核開発プログラムを巡る6回目の協議を開催する。 ※「タコ取引(Taco Trade))」=Trump Always Chickens Out(トランプは常に臆病になる)
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