石油午前=概ね軟調、イラン産原油の供給は引き続き正常

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は概ね軟調。先週イラン・イスラエル戦争が始まり、週明け以降も緊
迫感が強いが、イランなど中東地域からの石油供給に障害が発生していないことが相場
を圧迫している。ただ、トランプ米大統領がイランの首都テヘランからの脱出を呼びか
けるなど、米国の直接的な関与が警戒されている。時間外取引でニューヨーク原油は上
振れする場面はあったが、上値は伸びず。円相場は1ドル=145円前半まで円安・ド
ル高推移。
 日中取引開始後、原油の2025年11月限は6万2820円まで上昇。ただ、上げ
一服後はマイナス圏に押し戻されている。
 午前11時04分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1200円安〜230円高。
 午前11時04分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が3107枚。
【中国政府、イスラエルからの即時避難を要請】
 トランプ大統領はイラン首都テヘランからの撤収を呼びかけた一方、中国政府は中国
国民に対してイスラエルからの即時撤収するよう要請した。イランは真実の約束作戦
3の第9波を実施しており、現地時間の夜明けまで続くという。
【海外原油夜間取引=しっかり】
 ニューヨーク時間外取引で7月限は前日比0.23ドル高の72.00ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは71.00〜73.69ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。