−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 434.75 437.50 429.50 431.50 - 3.25 2025/09 420.00 425.75 420.00 423.75 + 4.00 2025/12 435.75 440.50 435.75 438.75 + 3.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 521,929 410,674 1,595,749 (- 2,086) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(6月23日−6月27日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは当限以外が反発。終値の前営業日比は3.25セント安〜4.00セント 高。中心限月の7月限は3.25セント安の431.50セント。 当限7月限は前日の軟調地合いを引き継ぎ売り優勢で運ばれた。2番限以降は、前日 の日中取引終了後に発表された小麦の作柄報告で収穫の遅れと作柄の低迷が確認された ことを受け小麦が大幅高となったことが手掛かりとなり、堅調となった。大豆高に加 え、米産地で今後数日は降雨が続くことで、作柄は維持されるものの農作業の停滞が見 込まれることも買い支援要因になった。 7月限は434.75セントで取引を開始した後は模様眺めの雰囲気が強く434〜 435.50セントの限られたレンジを中心に高下。シカゴの時間帯には437.50 セントの高値まで浮上したところを売り崩されて429.50セントまで軟化。その 後、買い戻されながらも434セントで頭打ちとなりマイナスサイドで引けを迎えた。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトではオハイオバレーで散発的な降雨が発生するなか、一部の農家は完了 を目指し夏穀物の作付を進めている。6月15日時点で米国の大豆作付率は平年を僅か に下回っているが、作柄はコーン・大豆共に比較的良好を維持。 米国中部および東部では発達した低気圧が広がり今後数日間は中西部中域〜南域を含 むプレーンズ中部以東で25〜75ミリの雨量を伴う降雨となる見込み。一方、東部に かけて気温は上昇し、ネブラスカ州以南では今週後半の最高気温は36℃前後が見込ま れる。 6日間予報に関しては6月22〜26日にかけてプレーンズ中部および南部から東海 岸にかけて気温は平年を上回る見込み。一方の雨量はほとんどの地域で平年を上回るも よう。 シカゴ小麦は大幅反発。前日の日中取引終了後に発表された作柄報告で収穫遅れや作 柄の低迷が明らかとなったことが強気材料視され買い優勢で運ばれた。7月限は一時は 6月9日以来の高水準となる552.25セントまで浮上。終値ベースで550セント 台は維持出来なかったものの、2ケタの上げ幅を記録する大幅高となった。 期近7月限は前日比12.50セント高の549セントで終了。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではオクラホマ以南で気温が上昇しニューメキシコ州東部のほとんどの地 域やテキサス州西部では最高気温が36℃前後が見込まれる。プレーンズ南部の気温 上昇によりプレーンズ南部の冬小麦の収穫が進展している。また、プレーンズ北部から プレーンズ中部に雨は移動している。一方、カンザス州では16日夜間に雹や強風によ る被害発生が伝えられている。 南部ではミシシッピーデルタおよびその周辺の一部地域で降雨が発生している。ま た、土壌水分が過剰な地域では農作業のペースが鈍化。 今日の材料 ・コーンベルトではオハイオバレーで散発的な降雨が発生。 ・今後数日間は中西部中域〜南域を含むプレーンズ中部以東で25〜75ミリの雨量 を伴う降雨。 ・ネブラスカ州以南では今週後半の最高気温は36℃前後に。 MINKABU PRESS
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