ダウ平均は小幅高 トランプ大統領がブラジルとアルゼンチンに追加関税の意向=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式2日(NY時間09:35)
ダウ平均   28073.48(+22.07 +0.08%)
ナスダック   8655.57(-9.91 -0.11%)
CME日経平均先物 23465(大証終比:-95 -0.40%)

 感謝祭休暇明けで12月相場入りのきょうのNY株式市場でダウ平均は小幅高で始まっている。12月15日の対中製品への関税引き上げの期限が迫る中、米中貿易協議への期待感は温存されている。

 そのような中、この日発表の中国の製造業景気指数が前回を若干上回ったことから、安心感につながっている模様。ただ一方で、トランプ大統領が、ブラジルとアルゼンチンが通貨安を誘導しているとし、両国から輸入する鉄鋼とアルミニウムに追加関税を課す意向を明らかにしており重石となっている。 

 このあと日本時間の0時に11月のISM製造業景気指数の発表が予定されている。予想のコンセンサスは49.5と景気判断の分岐点である50は依然として下回る予想になっているものの、11月中に発表になっていた類似指標が概ね前回よりも上回っていたこともあり、前回よりは改善を見込んでいる模様。

 ナスダックは下落。IT・ハイテク株は総じて軟調。ロクがアナリストの投資判断引き下げを嫌気して大幅安。

 なお、取引開始前までに発表の決算はなく、引け後の主な発表も予定されていない。

ロク 142.62(-17.75 -11.07%)

アルファベット(C) 1302.97(-1.99 -0.15%)
フェイスブック 201.64(0.00 0.00%)
ネットフリックス 313.05(-1.61 -0.51%)
テスラ 332.22(+2.28 +0.69%)
アマゾン 1800.04(-0.76 -0.04%)
エヌビディア 215.35(-1.39 -0.64%)
ツイッター 30.77(-0.14 -0.45%)

ダウ採用銘柄
J&J 137.61(+0.12 +0.08%)
P&G 121.75(-0.31 -0.25%)
ダウ・インク 53.19(-0.18 -0.33%)
ボーイング 365.77(-0.41 -0.11%) 
キャタピラー  145.29(+0.56 +0.38%) 
ユナイテッド  148.22(-0.12 -0.08%) 
ビザ 183.89(-0.62 -0.34%) 
ナイキ 94.04(+0.55 +0.58%)
ウォルグリーン 59.01(-0.63 -1.05%) 
3M 170.64(+0.87 +0.51%) 
エクソンモビル  68.54(+0.41 +0.59%) 
シェブロン 117.90(+0.77 +0.65%) 
コカコーラ 53.26(-0.15 -0.27%) 
ディズニー 151.94(+0.36 +0.24%) 
マクドナルド 195.32(+0.84 +0.43%) 
ウォルマート 119.25(+0.16 +0.13%)
ホームデポ 220.35(-0.16 -0.07%)
JPモルガン 132.40(+0.64 +0.48%)
トラベラーズ  136.62(-0.10 -0.07%)
ゴールドマン  219.73(-1.62 -0.73%)
アメックス 120.10(-0.02 -0.02%) 
ユナイテッドヘルス 281.51(+1.64 +0.58%)
IBM 134.00(-0.45 -0.34%)
アップル  267.90(+0.65 +0.24%)
ベライゾン 60.11(-0.13 -0.22%)
マイクロソフト  150.96(-0.42 -0.28%)
インテル 58.42(+0.37 +0.63%)
ファイザー 38.66(+0.14 +0.36%)
メルク 87.73(+0.55 +0.63%)
シスコシステムズ 45.12(-0.19 -0.42%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースの著者

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