石油午前=大幅高、米トランプ政権がイラン攻撃で4ケタ高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は大幅高。週末に米トランプ政権がイランを軍事攻撃を実施したこと
を受け、週明けのニューヨーク原油時間外取引の急騰を受け、中心限月の期中11月限
を含む期中3本が序盤から4ケタ高。その後、期近限月が期中につれ高となり、約定し
たすべての限月が4ケタ高で推移。期近8月限の上げが目立ち、6万9260円まで急
騰し、同限月として2月13日以来の高値をつけた。
 時間外取引でニューヨーク原油は上昇。堅調。円相場は1ドル=147.70円台ま
で下落したが、146.10円台まで反発。その後、146円台半ばで推移。
 日中取引開始後、原油の2025年11月限は堅調。6万6390円まで上げ幅を拡
大後に上げ幅を縮小。6万5690円で買い拾われ、6万5800円台に再浮上。
 午前11時22分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1600〜2730円高。
 午前11時22分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が4068枚。
【ホルムズ海峡の封鎖をイラン議会が承認との報道】
 米トランプ政権がイランの核施設を攻撃。報復として23日にイラン議会はホルムズ
海峡の封鎖を承認したとの報道があった。ニューヨーク原油時間取引は序盤に期近8月
限が閉鎖の可能性から期近8月限は78ドル台まで急騰。序盤で高値を離れ、75ドル
台で推移。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で8月限は前日比1.60ドル高の75.44ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは75.00〜78.40ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。