●論点解説穀物、産地では雨がちな天候が続いている=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ穀物相場は、産地降雨を受けての値下がりが続いている。引き続き高温だが乾
燥はしていない状況にある。生産ステージは受粉期に差し掛かっているが、ホット・ア
ンド・ドライ(高温乾燥)にはなっていない。目先は、このまま乾燥状態を回避できる
か否かが焦点になる。現在の気象予報だと、平年を上回る降水量が続く見通しだが、天
候相場型の対応が求められる。月末には米農務省(USDA)の四半期在庫と作付面積
の発表を控えていること、旧穀から新穀へのロールオーバーが活発化していることに注
意が必要だが、産地降水量が最大の焦点になっている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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