アジア株 香港上海は上値重い、米中貿易摩擦緩和も詳細分からず 中国工業企業利益は急減 東京時間11:30現在 香港ハンセン指数 24382.49(+57.09 +0.23%) 中国上海総合指数 3460.82(+12.36 +0.36%) 台湾加権指数 22441.47(-50.87 -0.23%) 韓国総合株価指数 3063.37(-16.19 -0.53%) 豪ASX200指数 8564.50(+13.75 +0.16%) アジア株はまちまち、週末を前に積極的な売買は手控えられている。貿易摩擦懸念はやや緩和も詳細が分からず楽観的になれない。イランは停戦合意後も核開発を放棄せず、米国の再攻撃が警戒される。 トランプ氏は「中国と貿易合意に署名した」と発表した、ラトニック商務長官も合意に署名したと明かした。ただ、詳細には触れず何を指しているのかは分からない。ラトニック氏は中国がレアアース輸出を再開すれば対中貿易制限を解除するとしている。 香港株は反発も上値は重い、中国景気減速懸念が重石。上海株も上値が重い。きょう発表された中国5月の工業企業利益は前年比9.1%減と昨年10月以来の大幅な落ち込みを記録した。韓国株は続落、約4年ぶり高値圏にあることから調整売りに押されている。年初来で27%上昇していることもあり外国人投資家がポジションを減らしている。 香港市場でシャオミが5.7%高、上場来高値をつけている。SUV「YU7」を26日に販売を開始、日本円で約510万円で米テスラ「モデルY」よりも安い。販売開始から1時間で注文が28万9千件を超えアナリスト予想を上回った。吉利汽車控股や理想汽車、BYDなどライバル自動車メーカーは総じて下落している。
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