−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 417.75 422.75 415.00 420.50 + 3.00 2025/09 411.00 413.75 405.50 409.25 - 2.25 2025/12 426.50 429.50 422.25 425.50 - 1.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 435,015 473,560 1,481,394 ( -15,042) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米農務省(USDA) 2025年米国産コーン作付面積9520万3000エーカー (3月9532万6000エーカー) 2025年米国産全小麦作付面積4547万8000エーカー (3月4535万) 6月1日現在のコーン四半期在庫46億4364万Bu (前年同期49億9705万Bu) 6月1日現在の全小麦四半期在庫 8億5051万Bu (前年同期 6億9643万Bu) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(6月26日までの週) コーン:136万9961トン(前週改定値:150万4057トン) 小 麦: 43万4539トン(前週改定値: 25万4882トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省発表の週間コーン作付け進度報告(6月29日までの週) コーン:シルキング: 8%(前週 4% 、前年10%、平年 4%) 「良」以上:73%(前週70%、 前年67%) 「劣」以下: 5%(前週 6%、 前年 9%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(7月6日−7月10日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンはまちまち。終値の前日比は2.25セント安〜3.00セント高。中心限月 の12月限は前日比1.50セント安の425.50セント。 予想を上回る四半期在庫を受けて概ね軟調となった小麦が重石になったものの、米農 務省(USDA)発表の四半期在庫は事前予想を下回るやや強気な内容だったことを受 けて買い優勢となった。また、作付面積報告や四半期在庫報告の発表を受けて目先の材 料織り込み感が広がるなか、一代安値近辺で高下していることで持ち高調整のための 買い戻しも見られた。 12月限は426.50セントで取引を開始した直後に429.25セントの高値ま で浮上。その後、値位置を落としたが米作付面積と四半期在庫報告待ちで様子見の雰囲 気が強まり426セントを挟んでのもちあいとなった。欧州の時間帯後半に軟化し42 2.75セントまで値を落としたところで買い戻された。USDA発表の作付面積が事 前予想を下回ったうえ、四半期在庫も事前予想以下だったことが好感されて一部限月が 買い優勢となった。 2024年米国産コーン作付面積は9520万3000エーカーと、上表のように 3月末の作付意向面積、事前予想平均だった9524万2000エーカーも下回った。 6月1日現在の全米コーン四半期在庫は46億4400万Buと、上表のように前年 同期を大幅に下回り、事前予想平均の46億4800万Buも下回った。 USDAによると、米国の6月26日時点の週間輸出検証高は136万9961トン で前週の150万4057トンを下回った。一方の累計は5494万4067トンで 前年同期の4249万9204トンを約29%上回っている。 USDAによると6月29日時点のコーンのシルキング率は8%で前年の10%は下 回ったものの、平年の6%は上回った。 一方の作柄のうち良以上の比率は73%で前週の70%から3%上昇、劣以下の比率 は5%で前週から1%低下した。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは寒冷前線を境に南部および東部では高温多湿となる一方、北部では 気温が低下するなか湿度も低い状態となっている。寒冷前線付近では散発的な降雨が発 生し、すでに生産量に影響のある時期を迎えているものを含めたコーン・大豆にとって 土壌水分は十分な量を維持。 今後は低気圧の発達に伴い米中西部北部で25〜50ミリの雨量を伴う降雨が見込ま れる。6〜10日間予報に関しては、7月5〜9日にかけて全国的に気温、雨量共に平 年並〜平年を上回るだろう。 シカゴ小麦は当限以外が下落。注目の作付面積に加え、全米四半期在庫が事前予想の 8億3500万Buや前年同期の6億9600万Buを上回ったことがイヤ気された。 米産地の土壌水分過剰が懸念され、安値からは下げ幅を縮小した。 12月限は前営業日比3.00セント安の560.00セント。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズ中部では荒天となり冬小麦の収穫を含む農作業が停滞。一方の北部では暖 かななか気温が上昇し穀物の生育および農作業が進展。ただ、夏穀物にとっては乾燥が 懸念される。 米国南部では、高温多湿となり穀物の生育が促されている。多くの穀物にとって土壌 水分は過剰気味。 今日の材料 ・コーンベルトでは寒冷前線を境に南部および東部では高温多湿となる一方、 北部では気温が低下するなか湿度も低い。 ・低気圧の発達に伴い米中西部北部で25〜50ミリの雨量を伴う降雨発生へ。 ・2025年米国産コーン作付面積は9520万3000エーカー。 ・2025年米国産全小麦作付面積4547万8000。 ・6月1日現在のコーン四半期在庫46億4364万Bu。 ・6月1日現在の全小麦四半期在庫 8億5051万Bu。 MINKABU PRESS
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