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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/08 65.56 67.58 65.23 67.45 + 2.00
2025/09 64.31 66.12 63.93 66.01 + 1.86
2025/10 63.23 64.81 62.86 64.73 + 1.66
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 535,795 1,979,143 ( + 24,117)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/08 241.17 + 8.48
2025/09 236.09 + 7.08
改質ガソリン 2025/08 212.29 + 2.26
2025/09 209.20 + 2.47
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月は1.86〜
2.00ドル高。その他の限月は0.60〜1.66ドル高。
イランのペゼシュキアン大統領が国際原子力機関(IAEA)への協力を停止したと
発表したことから、中東情勢の緊迫感が再び強まった。IAEAがイランの核技術者や
核施設の情報をイスラエルや米国に漏洩した疑惑があるほか、非公式に核兵器を保有す
るイスラエルを西側各国やIAEAは黙認しており、イランとは処遇が対照的。米国務
省の報道官は、イランがIAEAとの協力を停止したことについて「受け入れられな
い」と述べている。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、製油所稼働率が94.9%まで上
昇し、今年の最高水準を更新したことは支援要因。季節的な原油需要が強まっている。
ただ、輸入の増加や輸出の減少を受けて原油在庫は増加した。特に輸出が急激に落ち込
んでいる。ガソリン需要の4週間移動平均は日量919万9000バレルまで増加し、
昨年とほぼ同水準で推移。
時間外取引で8月限は66.43ドルまで堅調に推移した後、通常取引序盤にかけて
はマイナス圏へ押し戻された。ただ、買い戻しの動きは根強く、67.58ドルまで上
値を伸ばした。
改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。ヒーティングオイルの戻りが引き
続き目立っている。
EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)
原油 +384.5万(4億1895万)
ガソリン +418.8万(2億3213万)
留出油 −171万(1億0362万)
(クッシング地区)
原油 −149.3万(2073万)
*()は在庫総量
今日の材料
・サウジはイランの攻撃からイスラエルの防衛を支援=ハヨム紙
・超党派の米議員がバンカーバスター法案を提出
・米原油在庫の市場予想は前週比220万バレル減
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比68万バレル増
・ガソリン在庫は同192万バレル増
・留出油在庫は同345万8000バレル減
・オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比141万7000バレル減
MINKABU PRESS
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