前週は65ドル水準で売買が交錯した後、66〜68ドル水準まで上昇した。中東地 政学リスク軽減評価から調整売りが膨らんでいたが、65ドル水準では下げ一服となっ ていた。米原油在庫水準の低さ、通商環境の改善期待、米中指標が若干の改善傾向を見 せたこともポジティブ。イランが国際原子力機関(IAEA)への協力停止を発表する と67ドル台まで反発したが、大きな値動きには発展しなかった。 今週も60ドル台中盤をコアとした展開が想定される。需要の伸び鈍化、石油輸出国 機構(OPEC)プラスなどの増産圧力を受けて、国際原油需給は緩む見通しにある。 しかし、米国在庫にタイト感が認められることもあり、WTI原油は大きく値を崩して いく必要性は乏しい。暫くはこのまま現行価格水準で横ばい気味の展開が続こう。通商 問題がリスクオフ化を促すと下振れ、イラン情勢に緊張感を高める動きがみられると上 振れのリスクが高まる。11日に国際エネルギー機関(IEA)月報が発表されること がイベントリスクになる。 予想レンジは64.00〜69.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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